維持会ニュース団員紹介コーナー(1997.6月号)より
1.氏名、2.パート、3.生年月日、4.入団して何年?、5.出身、6.職業・普段の顔、7.使用楽器、8.好きな曲・好きな演奏家、9.印象に残る新響の演奏・演奏会、10.新響に一言、11.維持会員の皆様に一言
1. 新山克三(にいやま・かつぞう)
2. チェロ
3. 1937.10.23.生まれ 今年還暦
4. 1962年(だったと思う)71年転勤のため一旦退団、77年再入団。従って、入団して延べ30年。
5. 東京都出身、東京工業大学卒業
6. 普段は微小企業の社長 コンピユーターソフト、特殊コンピユーターハードの販売、医療機器の販売などをやっている。
7. J.B.Villaume(France)1850年頃製。1995年3月Londonで開催されたサザビーズのAuctionで自分で落札した。
弓はHill(英)1923年製 同じくサザビーズ。つやのある派手な音でVolumeもあり、たいへん気に入っている。
8. Brahms,芥川也寸志,スメタナ四重奏団,アルバンベルク四重奏団
9. 1957年12月 信濃町 青年会館
第一回定期 「運命」「ペールギユント」
エキストラとして出演した。当時、芥川先生は32才、初めてのオーケストラ指揮のため、緊張と興奮で全身汗だらけで、指揮台に水が溜まるほどだった。終演後出演者全員と握手をしていらしたのが印象的でした。演奏は、練習時、芥川先生をして「阿鼻叫喚」と言わしめた程度のもの。第一回に出演した現役団員はもちろん私だけで、そのため新響の生きた化石、「シーラカンス」と呼ばれている。
10. 120人の異なった意見、異なった立場の人たちをひとつにまとめているのは、演奏の質と、それを高めようとする向上心。時が経ちメンバーは全て入れ替わっても(入れ替わりを拒否してる奴も例外的にはいる)、新響の名は「永遠に不滅」なわけだから、現在の団員は、過去の伝統を受け継ぎ、未来の新響に渡す様に、一人一人の役割りを果たして行きたいと思います。働き蜂の心境ですね。
11. もっともっと良い演奏ができる様、がんばりますので、お友達にも声を掛けて、維持会員を増やすのにご協力ください。